新着情報

月別アーカイブ: 2025年5月

第12回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~士の違い~

ということで、特に中小企業経営や個人事業主にとって身近な国家資格者である行政書士・社会保険労務士・税理士の業務内容と違いをわかりやすく比較し、適切な依頼先の選び方を解説します。

 

 

起業、経営、相続、助成金活用など、人生やビジネスのあらゆる局面で「専門家の支援」が求められます。その際、「誰に相談すればいいのか?」で迷ったことはありませんか?


1. 業務領域の全体像

資格名 主な業務分野 担当官庁 代表的な依頼内容
行政書士 行政手続き、許認可申請、契約書類作成 国・地方自治体 飲食店開業、建設業許可、相続書類、外国人ビザ
社会保険労務士 労務管理、労働保険・社会保険手続き 労働局、年金機構 労働契約、就業規則、助成金、給与計算
税理士 税務代理・会計記帳・申告書作成 税務署 確定申告、法人税申告、節税相談、相続税対策

2. 行政書士の特徴と強み

  • 許認可のプロフェッショナル:建設業、風俗営業、飲食、運送業などの許可申請

  • 文書作成のエキスパート:契約書、遺言書、内容証明など

  • 入管業務にも対応:外国人ビザ・永住・帰化申請など

  • 裁判に関わらない“予防法務”が主領域


3. 社労士の特徴と強み

  • 労働社会保険の手続き代理:雇用保険・健康保険・厚生年金

  • 労務トラブル予防:就業規則の整備、労働時間管理、労基署対応

  • 助成金申請の支援:キャリアアップ助成金、雇用調整助成金など

  • 企業の“人”に関する専門家


4. 税理士の特徴と強み

  • 税務代理人として税務署対応が可能

  • 会計帳簿の記帳代行・月次報告・決算書作成

  • 税務申告・納税相談(法人税・所得税・消費税・相続税)

  • 節税アドバイスや資金繰り相談も重要な役割


5. 士業連携の必要性と実例

事業活動は分野をまたぐため、士業同士の連携が重要です。

例1:建設業を始めるケース

  • 行政書士:建設業許可、経営事項審査書類

  • 社労士:従業員雇用、社会保険加入、就業規則

  • 税理士:会社設立後の法人税申告、会計処理

例2:相続対策

  • 行政書士:遺言書作成、相続人調査

  • 税理士:相続税試算・申告書作成

  • 社労士:遺族年金手続き(必要に応じて)


6. 相談の分かれ目と判断基準

相談内容 まず相談すべき士業
会社を設立したい 行政書士 or 税理士
建設業や運送業を始めたい 行政書士
従業員を雇用したい 社労士
法人の税務申告が必要 税理士
労働トラブルや就業規則を整えたい 社労士
相続手続を進めたい 行政書士+税理士
外国人を雇いたい 行政書士(入管取次)

行政書士・社労士・税理士はそれぞれ専門分野を持ちつつ、事業や生活の中で密接に連携し合う存在です。「どの士業に相談するか」で悩んだときは、最初に相談しやすい人に連絡を取り、必要に応じて他士業へつなげてもらうのも良い方法です。

 

 

 

apple-touch-icon.png

第11回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~業務内容~

ということで、行政書士の主要業務を分野別に紹介しながら、その社会的意義と可能性を詳しく解説します♪

 

「行政書士」という資格は知っていても、その具体的な業務内容を正確に理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。行政書士は、国や自治体への書類作成と提出を専門とする国家資格者であり、日常生活や企業活動を支える“縁の下の力持ち”として活躍しています。


1. 行政書士とは?

行政書士は、行政書士法に基づく国家資格であり、主に次のような業務を行います:

  • 官公署に提出する書類の作成・提出代行

  • 権利義務・事実証明に関する書類作成

  • これらに関する相談業務

つまり、法律に基づく「手続きの代行者」として、企業・個人双方を支援する法務サービスの提供者です。


2. 主な業務分野

① 許認可申請業務

企業や個人が事業活動を行う上で必要な各種許可・認可の取得支援:

  • 建設業許可、宅建業免許、運送業許可、古物商、風俗営業許可など

  • 飲食店営業許可や農地転用申請など、地域密着型の許認可も多数

② 外国人関連業務(入管業務)

  • 在留資格(ビザ)申請、永住許可、帰化申請

  • 外国人雇用に伴う企業支援、技能実習制度対応

③ 遺言・相続・成年後見業務

  • 自筆・公正証書遺言の作成支援

  • 相続人調査、財産目録の作成、遺産分割協議書の作成

  • 任意後見契約・見守り契約の支援

④ 契約書・内容証明・示談書の作成

  • 金銭消費貸借契約書、売買契約書、業務委託契約書など

  • 内容証明郵便によるトラブル予防と法的証拠の確保

⑤ 補助金・助成金申請サポート

  • 事業再構築補助金、小規模事業者持続化補助金など

  • 申請書作成、事業計画書作成のアドバイス・代行


3. 行政書士の業務の特徴

  • 「非訴訟分野」に強み:裁判ではなく「予防法務」や「行政手続き」の専門家

  • 文書作成と制度理解力が生命線

  • 業務範囲が広いが、許認可・入管・相続に特化する事務所が多い

  • 税理士・弁護士・司法書士との連携による“士業ネットワーク”が増加中


4. どんな場面で相談すべきか?

  • 会社を立ち上げたいが許認可が必要な業種か判断できない

  • ビザの申請に不安がある、書類の書き方が分からない

  • 高齢の親の財産管理や後見契約を準備したい

  • トラブルを裁判にせず、文書で円満解決したい

  • 補助金を申請したいが、書類や計画書の書き方に悩んでいる

このような場合は、行政書士に相談することで大きな安心と手続きの迅速化が得られます。


行政書士は、企業活動・市民生活・外国人支援において“手続きを通じて社会のつながりを支える存在”です。目立たないながらも、日々の暮らしや事業運営を円滑にするための重要な役割を果たしています。

専門分野に特化した行政書士を見つけることで、より高品質な法務サポートを受けることができます。

 

 

 

apple-touch-icon.png