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カテゴリー別アーカイブ: 日記

第20回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~やりがい~

 

1|行政書士業の役割とは?

行政書士は、官公署に提出する書類の作成や手続き代理を行う国家資格者です。
建設業や運送業の許認可、外国人の在留資格申請、遺言・相続に関する相談など、暮らしとビジネスの幅広い場面で活躍しています。

「書類を作る専門家」であると同時に、依頼者の不安を解消し、安心を提供する存在でもあります。


2|現代社会におけるニーズ 📈

◇ ビジネスのスタート支援

会社設立、建設業許可、補助金・助成金申請など、事業を始めるために欠かせない手続きをサポート。

◇ 外国人関連業務

在留資格や永住申請、企業の国際展開支援など、グローバル化に伴い需要が増大。

◇ 市民法務

遺言書作成、相続相談、離婚協議書、成年後見制度の利用など、暮らしの安心を守るためのニーズが拡大。

◇ デジタル化・電子申請

電子定款やオンライン手続きが一般化し、行政手続きの効率化と同時に「専門家のサポート」の重要性も高まっている。

◇ 高齢化・多様化する社会

高齢化社会、ライフスタイルの多様化に伴い、身近な「法律サポーター」としての役割がますます求められています。


3|行政書士業のやりがい 🌟

この仕事に携わる人が感じるやりがいには、次のようなものがあります。

  • 人の夢を形にできる喜び
    起業や事業拡大に必要な許可取得をサポートし、依頼者の目標達成に貢献できる。

  • 暮らしの安心を支える誇り 🏡
    相続や遺言に関わり、「安心して未来を託せる」と言われたときの達成感は大きい。

  • 感謝の言葉が直接届く 🙌
    「あなたのおかげで手続きがスムーズに進んだ」と笑顔で言われることが大きなモチベーション。

  • 専門性を活かし続けられる環境 📚
    法律・制度は常に変化しており、知識を磨き続けることで成長を実感できる。

  • 地域社会に貢献できる 🤝
    地域の中小企業や市民の相談窓口となり、街全体を元気にする役割を担える。


4|やりがいとニーズが交差する瞬間 💬

例えば、起業家の方が「許認可が通ったおかげで事業を始められました!」と喜んだとき。
また、相続のサポートを通じて「安心して家族に財産を引き継げた」と感謝されたとき。

その瞬間、**「自分の仕事が人の夢と暮らしを支えている」**と強く実感できます。


5|これからの展望 🚀

行政書士の活躍の場は、今後さらに広がるでしょう。

  • AI・デジタル化との共存:自動化が進む中で、人に寄り添った相談対応の価値が高まる

  • 国際業務の拡大:外国人労働者や移民関連手続きの需要増

  • 地域密着の役割強化:中小企業や高齢者を支える身近な専門家としての重要性アップ

  • オンライン化での全国対応:場所を選ばずに相談を受けられる体制の拡大


まとめ ✨

行政書士業は、

  • 起業や市民生活を支える強いニーズ があり、

  • 感謝や信頼を直接実感できる大きなやりがい がある仕事です。

制度が変わっても、社会が多様化しても、行政書士は人々の夢と安心を支える「街の法律家」として欠かせない存在であり続けるでしょう📜🏢🌍✨

 

 

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第19回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~変遷~

1|行政書士制度の始まり(1950年代)

行政書士制度は、1951年に「行政書士法」が制定されたことから始まりました。
戦後の日本では、行政手続きの複雑化とともに、官公署に提出する書類作成を代行する専門家が求められていました。

当時は「代書人」と呼ばれ、許認可申請や契約書作成などを中心に業務を展開。
まだまだ「書類を代わりに書く人」というイメージが強い時代でした。


2|高度経済成長期:許認可需要の拡大(1960〜80年代) 🏗️

高度経済成長とともに企業活動が活発化。工場建設、運送業、建設業など、事業を始めるには各種の許可申請が必要でした。

行政書士は:

  • 建設業許可

  • 自動車登録

  • 風俗営業許可

  • 農地転用申請

など、多岐にわたる手続きをサポート。
「事業活動を支える許認可の専門家」として地位を確立しました。


3|バブル崩壊後:市民法務の拡大(1990〜2000年代) 👨‍👩‍👧‍👦

経済の低迷により新規事業許可の件数が減少する一方、行政書士の活躍の場は 市民法務 へ広がりました。

  • 遺言書作成・相続手続き

  • 離婚協議書や内容証明の作成

  • 在留資格・帰化申請など外国人関連業務

行政手続きだけでなく、人々の暮らしに寄り添う仕事が増え、「身近な街の法律家」 としての存在感が高まった時代です。


4|IT化と電子申請の時代(2010年代〜) 💻

インターネットとITの発展により、行政手続きは徐々にオンライン化。
行政書士業界も大きな転換点を迎えました。

  • 電子定款の作成

  • 電子申請システムの普及

  • マイナンバー制度対応

これにより業務の効率化が進む一方、従来の「紙の書類を作成するだけの役割」から、ITリテラシーを持った手続きの専門家へと進化しました。


5|現代:多様化と専門化の時代(2020年代〜現在) 🌍

近年の行政書士業は、さらに業務が多様化・専門化しています。

  • 国際業務:外国人労働者の受け入れ、在留資格申請、企業の海外進出支援

  • 企業支援:補助金・助成金申請サポート、スタートアップ支援

  • 市民法務:相続・遺言・成年後見などの高齢化社会に対応

  • デジタル対応:クラウドツール、AIを活用した書類作成・管理

行政書士は「行政手続きの代行者」から「経営や暮らしをトータルで支える専門家」へと大きく変化しています。


6|これからの展望 🚀

未来の行政書士業はさらに進化していくでしょう。

  • AI・RPAによる自動化との共存:定型的な書類作成は自動化され、行政書士は「判断・提案型」の業務にシフト

  • 国際化の加速:外国人雇用、移民政策に伴う手続き支援の拡大

  • 地域社会との連携:中小企業や高齢者支援の担い手として活躍

  • オンライン相談・全国対応の一般化


まとめ ✨

行政書士業は、

  • 代書人の時代から

  • 事業許認可を支える時代

  • 市民法務に広がった時代

  • 電子申請・デジタル化の時代

を経て、いまや 社会の多様なニーズに応える専門職 へと進化しました。

これからも行政書士は、暮らしと事業をつなぎ、安心と発展を支える存在であり続けるでしょう📜🏢🌍✨

 

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第18回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“許認可・補助金”~

新規出店・新規事業・許可の更新。書類・現地・運用の3つが噛み合えば、スケジュールはブレません。
ここでは事業者向けに、許認可の逆算計画/現地要件チェック/運用ルール化/補助金の伴走まで、現場で効くコツをまとめます。


1|開業は“許可日”から逆算する ⏱️

  • ターゲット日必要許認可の列挙要件の穴埋め申請検査・補正許可日=広告・仕入開始

  • 例)飲食店:図面・設備・食品衛生責任者→内装工事→保健所検査→開業

  • 例)建設業:要件診断→証明書・決算書の整備→申請→審査期間→営業開始

📌 “契約・採用・仕入れ”は許可見込みを見て段階的に。 焦りはコスト増に直結します。


2|現地要件チェックリスト(抜粋)🏠🔍

共通
[ ] 用途地域・騒音振動・駐車台数
[ ] 面積・間取り・避難・導線
[ ] 近隣関係(学校・病院等の距離要件がある業種)
飲食
[ ] シンク数・手洗い・区画・換気量
風営・旅館
[ ] 照度・出入口・営業時間制限・標識
産廃・運送
[ ] 車両要件・保管基準・帳簿体制・安全管理者

物件契約のに図面を拝見できると、“やり直し工事”を回避しやすくなります。🧱


3|書類は“集める→整える→語る” 🗂️

  • 集める:登記事項・住民票・納税証明・資格証・賃貸契約・図面 等

  • 整える:体裁・日付・押印・差異(表記ゆれ)をゼロに

  • 語る事業計画・体制図・マニュアルは「誰が読んでも分かる」表現に

🖨️ 電子定款・電子申請を使える箇所は積極活用→スピードとコストを両立。


4|運用は“決まったことを続ける仕組み”に 🔁

  • 更新・変更届カレンダー(担当・期限・必要書類)

  • 帳簿・標識・掲示を初日に整備

  • 新人オンボーディング:営業ルール・本人確認・帳簿記入の10分マニュアル📋

  • 内部点検:月1で帳簿・標識・設備をチェック


5|補助金・融資の並走📈💡

  • 要件とスケジュール:公募→申請→採択→実行→実績報告

  • 書類:事業計画・見積書・図面・写真・契約書・支払証憑

  • “採択されやすい計画”の型:課題→解決策→費用→効果(売上/雇用/地域性)

  • 事後の証拠検収書・写真・帳票をその都度保管(実績報告は“集める前提で動く”)


6|よくある“失敗あるある”と回避策 ⚠️➡️✅

  • 用途地域NGを見落とし → 物件契約前に都市計画確認

  • 写真の撮り忘れ → 申請・施工・検査の必須カット表を作成📸

  • 期限を失念更新・変更共有カレンダー+リマインド

  • 窓口ごとの“言い回し”差事前相談で解釈を合わせる


7|見積もりの透明化ポイント 💬

  • 範囲:調査・書類作成・代理提出・補正対応・現地立会・更新支援

  • 実費:証明書/公的手数料/交通・郵送

  • 成果物:控え一式(PDF)運用チェックリスト更新リマインド


8|30日で整える“開業準備”ロードマップ 🗺️⚙️

  • Day1–7:要件診断/物件・図面レビュー/必要書類リスト

  • Day8–14:書類収集/図面修正/マニュアルたたき台

  • Day15–21:申請・事前相談/不足の補正/設備最終調整

  • Day22–30:検査立会/許可後の掲示・帳簿・更新カレンダー整備


9|お問い合わせ前の“3点セット”📎

  1. 目標日(オープン日/更新期限)

  2. 物件情報(住所・用途・図面)

  3. 事業概要(やること/営業時間/体制)


まとめ ✨

許認可は**“逆算・現地・書類”で決まります。
行政書士が
窓口と実務**を結び、開業→運用→更新まで伴走。
「やりたい」を「できた」に。まずは計画段階からご相談ください。📞🗓️📮

 

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第17回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~暮らしとビジネス~

「役所の書類がむずかしい」「何から始めればいい?」——そんな時に伴走するのが行政書士です。
許認可/相続・遺言/在留手続/会社・法人の定款認証/自動車登録など、“書類+法令+窓口”をつなげて前に進めます。ここでは初めて依頼する方向けに、流れと準備物、上手な活用法をまとめました。


1|行政書士ができること(代表例)🧰

  • ビジネスの許認可:飲食・建設・産廃収集運搬・古物・旅館業・風営・運送・医療福祉関連 等

  • 相続・遺言:遺言作成サポート、公正証書化、相続手続の書類作成・遺産分割協議書の作成✍️

  • 在留・国際:在留資格認定・更新・変更、永住・帰化の書類作成🌏

  • 会社・法人:定款作成・認証(電子定款でコスト抑制に貢献)🏢

  • 自動車:名義変更、車庫証明、ナンバー変更🚗

※取扱いは事務所ごとに違います。まずは「やりたいこと」をそのまま話してOKです。


2|相談〜完了までの基本フロー 🛣️

  1. ヒアリング(目的・期限・要件の棚卸)

  2. 要件診断(要件と不足ギャップの明確化)

  3. 書類と証憑の収集(依頼者側/役所側/第三者の証明)

  4. 申請書作成・添付・製本(誤記・体裁・押印のチェック)

  5. 申請・補正対応(役所とのやり取りを代理)

  6. 許可・受理後の運用(更新、変更届、掲示・帳簿ルール)📅

⏱️ 期間は手続や自治体で変わります。希望する開始日から逆算すると失敗しません。


3|最短で進める“問い合わせ前チェック”✅

  • 本人確認書類(運転免許・在留カード等)

  • 目的・期限(開業予定日/更新期限)

  • 所在地・図面・賃貸契約(用途地域・面積・間取り)

  • 過去の経歴・実績(建設なら技術者・工事経歴 等)

  • 資金・納税状況(必要に応じて)

📎 迷ってもOK。「ありのまま」持ってきていただければ整理します。


4|暮らしの人気サポート 🏡

  • 遺言サポート:家族構成・財産のざっくり整理→文案→公証役場予約→公正証書化📜

  • 相続書類:戸籍収集→相続関係説明図→遺産分割協議書→金融・不動産の手続へ

  • 自動車:名義変更・車庫証明・希望ナンバー・軽自動車の手続もまとめて🚙


5|事業の人気サポート 💼

  • 飲食業:図面チェック→食品衛生責任者の確認→保健所申請→内装の表示・掲示まで🍽️

  • 建設業:要件診断(経営業務の管理責任者・専任技術者ほか)→許可申請→決算変更届や更新まで一気通貫🏗️

  • 古物商:営業所・取扱品の確認→申請→標識・帳簿の運用📦

  • 在留:在留資格の選定→必要書類の整備→申請→更新アラート設定🌐


6|“あるある失敗”を避けるコツ 🎯

  • 物件契約の前に用途地域や面積要件を確認(飲食・風営・旅館業等)

  • 開業日を先に宣言しない(許可が出るまで宣伝・契約は慎重に)

  • 変更届・更新をカレンダー管理(許可は“取って終わり”ではありません)


7|料金と見積りの見方 💴

  • 報酬法定手数料+**実費(証明書・交通・郵送料)**で構成。

  • 範囲(書類作成/代理提出/補正対応/更新リマインド)を明記してもらいましょう。


8|よくある質問(Q&A)💬

Q. どの自治体でも同じ?
A. 運用は自治体で差があります。早めに照会し、必要なら事前相談へ同行します。
Q. 依頼後に追加が出たら?
A. 補正・追加書類にも対応。追加費用の発生条件は事前に共有します。
Q. 弁護士・税理士の案件は?
A. 連携が必要な場合は他士業とチームでご案内します。


まとめ ✨

行政書士は**“やりたい”を“できた”に変える橋渡し役**。
期限から逆算・要件の穴埋め・運用の継続まで丸ごと伴走します。まずは気軽にご相談ください。📞📧😊

 

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第16回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~社会的役割~

行政書士とは、「官公署に提出する書類の作成や手続きを行う法律専門職」というのが一般的な定義です。しかし、その役割は単なる事務代行にとどまりません。行政書士は、社会におけるルールと市民・企業を橋渡しする“法のインターフェース”として、現代社会に欠かせない役割を果たしています。

本記事では、行政書士が持つ社会的役割について、暮らし・事業・地域・国際社会といった各側面から深く掘り下げていきます。


1. 市民の生活を支える法務の「第一相談窓口」

私たちの生活には、行政との関わりが随所にあります。出生・婚姻・相続・離婚・老後の備えなど、人生のあらゆる節目で必要になるのが“法的手続き”。行政書士はそうしたタイミングで最も身近に寄り添う専門家です。

  • 遺言・相続支援:遺言書作成や遺産分割協議書の作成を通じ、家庭内の争いを未然に防ぐ。

  • 成年後見・任意後見契約の作成:判断力が低下した高齢者の権利を守り、安心して暮らせる仕組みを支える。

  • 外国人との結婚・在留手続き:国際結婚やビザ関連手続きに関する法務サポート。

これらの支援は、市民が安心して暮らせる社会をつくるうえで、行政書士が果たす重要な社会的機能の一つです。


2. 中小企業・個人事業主の“法務パートナー”

行政書士は、創業者や小規模事業者にとって最も身近で相談しやすい法務支援者でもあります。弁護士や税理士に相談する前段階の「最初の相談役」として、以下のような実務を担っています。

  • 会社設立支援:定款作成や法人登記のサポートを通じて、創業を後押し。

  • 建設業・運送業・飲食業などの許認可取得支援:事業に必要な行政手続きを円滑に代行。

  • 補助金・助成金申請の支援:複雑な制度をわかりやすく整理し、事業者の資金調達を助ける。

こうした業務を通じて、行政書士は日本経済の基盤を担う中小企業を下支えし、地域経済の発展にも寄与しています。


3. 社会的弱者への法的アクセスの保障

行政書士は、司法過疎地域や支援を必要とする人々に対し、「法的サービスの入り口」としての役割も担っています。

  • 高齢者・障害者支援:成年後見制度、障害福祉サービスの利用手続き支援などにより、自立支援を促進。

  • 生活困窮者やDV被害者の相談対応:住民票の移動や契約書作成など、生活再建に向けた支援を提供。

  • 外国人支援:言語や制度に不慣れな在留外国人に対し、在留資格の取得・更新、就労支援などを実施。

このように行政書士は、“法的セーフティネット”の一部として、社会的包摂を進める役割を果たしています。


4. 公正・円滑な行政運営への貢献

行政書士は、官公署への提出書類を正確かつ迅速に作成し、行政のスムーズな運営を支える存在でもあります。

  • 書類の整備・提出の簡素化:正しい形式での申請により、行政の審査作業が円滑に。

  • 行政と市民の橋渡し役:制度の趣旨や申請要件を市民にわかりやすく伝え、誤解や不信感を減らす。

  • 法律の適用現場での実務対応:法改正や制度変更にも柔軟に対応し、行政手続きの現場で制度の浸透を支援。

このような“行政のアウトソーサー”としての側面は、行政の効率化や信頼性の向上に貢献しています。


5. 多文化共生社会の推進役

グローバル化・国際化が進む中で、行政書士の活躍は国境を越えた支援へも広がっています。

  • 外国人雇用・在留資格の整備:企業や団体が適正に外国人を雇用するための手続きを支援。

  • 国際結婚・帰化手続き支援:文化や制度の違いを理解し、スムーズな生活の立ち上げをサポート。

  • 災害・避難時の外国人対応:日本語を話せない住民への行政情報の翻訳・通訳的支援。

外国人が地域社会で安心して暮らせるよう支える行政書士は、多文化共生社会のキープレイヤーとも言えます。


行政書士は「社会の潤滑油」として、多様な課題に応える専門家

行政書士の社会的役割は、法的手続きの代行者という一面的なものではありません。彼らは、制度と生活のあいだに立つ“つなぎ手”として、市民生活の安定、企業活動の支援、行政効率の向上、社会的弱者の保護、地域社会の共生など、あらゆる場面で社会の課題と向き合っています。

目立つことは少なくとも、行政書士は地域の中で静かに、しかし確かに社会を動かす「縁の下の力持ち」として、今後もその役割を拡大していくことでしょう。

 

 

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第15回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~多様化~

行政書士と聞くと、官公署に提出する書類の作成や手続き代行を行う専門家というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし近年、行政書士の業務は大きく多様化しており、従来の役割を超えて、企業支援、外国人対応、福祉・医療分野などへとフィールドを広げています。

本記事では、行政書士という資格者が担う役割の変化と、多様化が進む背景、今後の可能性について深掘りしていきます。


1. 従来型業務からの拡張:許認可業務の細分化と専門化

行政書士の基本業務は「官公署に提出する書類の作成・提出代行」ですが、その内容は業種ごとに高度かつ専門的になってきています。

● 建設業・産廃業・運送業などの許認可

申請に必要な法的要件や実務要件は年々複雑化しており、それに対応する行政書士は単なる書類作成の枠を超えて「業界コンサルタント」としての役割を担っています。

● 継続的な管理支援

許可取得後の変更届、更新手続き、報告義務への対応など、長期的な法令遵守のパートナーとしての業務が定着してきました。


2. 国際化に対応:在留資格・ビザ申請のエキスパートへ

外国人労働者や外国籍の起業家が増える中、行政書士の国際業務も拡大しています。

● 在留資格取得・更新の支援

「技術・人文知識・国際業務」「経営・管理」「特定技能」など、在留資格ごとの要件に基づく申請サポートが求められています。

● 永住・帰化手続き

書類の複雑さや必要な立証資料の多さから、プロによる申請サポートの需要が急増。

● 外国人起業家のビジネス支援

会社設立、就労ビザ取得、契約書の作成など、外国人の日本での事業活動を包括的に支援する行政書士も増えています。


3. 福祉・医療・介護分野への参入

超高齢社会の日本では、福祉関連分野に関する行政手続きの需要が増加しています。これに伴い、行政書士も下記のような領域で活躍の幅を広げています。

  • 介護事業所の指定申請・変更届出
    介護保険制度に基づく事業運営に必要な申請支援。

  • 障害福祉サービス事業者の立ち上げ支援
    放課後等デイサービスや就労支援施設などの申請サポート。

  • 医療法人設立・運営支援
    法人設立登記や事業計画書作成、定款変更等に対応。

福祉分野では、法制度の理解と実務への落とし込みが不可欠であり、行政書士の“法と現場をつなぐ”能力が発揮されています。


4. ライフサポート分野の拡充:相続・遺言・契約書作成

「市民法務」の専門家として、個人の生活をサポートする分野も拡張しています。

  • 遺言書作成・遺産分割協議書の作成
     法的効力のある形式で安心して遺言を残すためのサポートがニーズを拡大。

  • 任意後見契約・見守り契約
     高齢者の判断能力が低下する前から法的に備える支援。

  • 離婚協議書・契約書の作成
     身近なトラブルを未然に防ぐ文書化ニーズが高まり、行政書士の関与が浸透。

特に高齢者社会においては、相続・成年後見といった分野で行政書士の社会的役割が大きくなっています。


5. 企業支援・スタートアップ支援の増加

ベンチャー企業や個人事業主の増加に伴い、行政書士は企業法務の入口としての役割も担うようになっています。

  • 会社設立・定款作成・電子定款認証

  • 各種補助金・助成金の申請書類作成

  • 契約書レビューや知的財産関連の届出

弁護士や税理士よりも“身近な法務パートナー”として中小企業からの信頼を得ており、企業のライフサイクルに伴走する行政書士も増えています。


6. 多様な働き方・サービス形態の登場

行政書士の活動スタイル自体も多様化しています。

  • オンライン相談・電子申請の活用
     Zoomやチャットによる非対面業務、クラウド型申請管理などIT活用が進展。

  • SNSやYouTubeでの情報発信
     難解な法律用語や手続きをわかりやすく解説し、集客につなげる実務家が増加。

  • 複合資格によるシナジー
     行政書士+社会保険労務士+ファイナンシャルプランナーなど、ワンストップで複数業務を提供する動きも活発です。


行政書士は“書類の専門家”から“法務の総合サポーター”へ進化中

行政書士は、もはや単なる「申請書を書く人」ではありません。法制度の知識をベースに、個人・企業・地域・国際社会まで多方面に関わり、柔軟に対応できる“暮らしと事業の法務支援者”へと進化しています。

社会や経済の複雑化・多様化に伴い、行政書士に求められる役割は今後も広がり続けるでしょう。その柔軟性と現場主義こそが、行政書士という資格者の真の強みであり、社会に不可欠な存在としての価値を高め続けているのです。

 

 

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第14回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~必要書類(補助金編)~

ということでここでは、補助金申請に必要な書類の種類と注意点を詳しくご紹介します。

 

「補助金を申請したいが、何を準備すればいいかわからない」
多くの中小企業・個人事業主がこの壁に直面します。補助金は公的資金であるため、申請書類の正確性・根拠の明確さ・整合性が強く求められます。

行政書士はその“申請書類のプロフェッショナル”として、準備から提出までを支援します。


1. 補助金申請に共通する基本書類

● ① 事業計画書(計画書・実施概要)

  • 補助金の趣旨と合致しているかが最重要

  • 数字(売上見込み・経費内訳)と文章(実施意義・独自性)の両面で説得力が必要

📌 行政書士の役割:構成・論理の整備、文言の添削、他者比較への差別化表現


● ② 経費の内訳書・見積書

  • 補助対象経費を細かく分類(設備費、人件費、外注費等)

  • 同一項目に複数見積が必要なケースも(特に国の制度)

📌 行政書士の役割:分類基準の整理、税抜/税込の区別、添付順序の整備


● ③ 会社概要書・履歴事項全部証明書

  • 法人の基本情報(所在地、資本金、代表者など)を証明

  • 個人事業の場合は開業届や事業所得証明書などで代替

📌 注意点:最新のものでなければ無効。法務局の取得日付も確認を。


● ④ 納税証明書(法人税・消費税)

  • 税務署で取得可能。未納や滞納があると申請不可になる場合も

  • 電子証明が認められる制度もあり

📌 行政書士の役割:添付要否の判断、取得方法の案内


● ⑤ 労働保険・社会保険の加入証明

  • 従業員がいる場合は「雇用関係の整備」も審査対象

  • 加入済であることを証明する書類(通知書、領収書など)

📌 注意点:制度により“未加入”が減点対象となることもある


2. 各制度により求められる追加資料

補助金の種類によって、求められる書類が追加されます。たとえば

● IT導入補助金

  • ITツール導入事業者との契約証明

  • ツール登録番号などの記載

● 事業再構築補助金

  • 過去の売上台帳または確定申告書

  • 認定支援機関との事業計画確認書(※行政書士単独では不可)

● 小規模事業者持続化補助金

  • 商工会議所との事前相談記録

  • 地域経済への波及効果の証明(独自性・地域性など)


3. 書類整備の“肝”は「一貫性」と「正確性」

書類はそれぞれ独立しているようでいて、全体の整合性が非常に重視されます。

たとえば

  • 計画書に「●●の機器導入」と書いてあるのに、見積書が違う型番

  • 売上目標が非現実的で、経費の内訳と矛盾

  • 過去の実績が証拠資料と一致していない

📌 行政書士は、こうした「ズレ」を見逃さず修正・補強する役割を担います。


補助金申請は、「ただ書類を出す作業」ではありません。
審査官に伝わる論理・証拠・説得力をもって構成する、ひとつの“提案型文章”です。

行政書士は、申請者のビジョンを言語化し、書類として形にする専門家です。
「やってみたいけど不安がある」「何から手をつけていいか分からない」という方は、早めに相談されることをおすすめします。

 

 

 

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第13回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~タイミング~

ということで個人・法人が行政書士を必要とする代表的なタイミングを詳しくご紹介します。

 

「行政書士って、いつ必要なの?」
この質問は非常に多く聞かれます。行政書士は、法律職の中でも「書類作成の専門家」として、官公署への申請や契約書の作成、相続手続きなど幅広い分野で活躍しています。


1. 【個人編】暮らしの中で必要な場面

● 相続・遺言書の作成時

  • 財産の分け方で揉めたくない

  • 法的に有効な「自筆証書遺言」や「公正証書遺言」を残したい

  • 相続人の調査や遺産分割協議書の作成も依頼できる

📌 タイミング:相続発生前の準備や、相続開始後すぐ


● 離婚・協議書作成

  • 夫婦間で養育費や財産分与を取り決めたい

  • 口約束で終わらせず、文書に残しておきたい

📌 タイミング:離婚合意時・親権やお金の話が具体化した時


● 在留資格・ビザ申請

  • 外国人が日本に住む・働く・学ぶための手続き

  • 留学・結婚・就労など、申請内容により添付書類も複雑

📌 タイミング:在留期限が迫った時、新たに在留を希望する時


2. 【法人編】ビジネスにおいて必要な場面

● 会社・法人の設立

  • 株式会社、合同会社、NPO法人などの設立書類の作成・提出

  • 事業目的や定款内容の検討支援も対応

📌 タイミング:起業時や法人化を検討する時


● 許認可申請(建設業・飲食業・運送業など)

  • 建設業許可、古物商、風俗営業、産廃業など

  • 不備や記載ミスで再提出となると開業が遅れるリスクも

📌 タイミング:事業開始前、許可が必須な業種の準備段階


● 補助金・助成金申請

  • 書類の様式や根拠資料の整備が複雑なため、専門家の知見が有効

  • 採択率を上げるための文章添削や要点整理にも強みあり

📌 タイミング:募集開始後できるだけ早く相談するのが理想


3. 書類の“正確さ”と“信頼性”が問われるとき

行政書士が必要になるもうひとつの共通点は、書類の「正確さ」「整合性」「法的効力」が求められるときです。

例えば

  • 事実と異なる記載があると罰則対象となる申請

  • 第三者に対して「この契約は有効です」と証明する必要がある文書

  • 将来的に裁判で証拠となる可能性がある契約

こうしたケースでは、専門家による作成や確認がリスク回避につながるのです。


おわりに

行政書士は、暮らしと法律をつなぐ「縁の下の力持ち」です。
手続きに不安があるとき、時間や労力をかけたくないとき、そして「失敗できない文書」があるときそれが、行政書士を頼る最適なタイミングです。

 

 

 

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第12回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~士の違い~

ということで特に中小企業経営個人事業主にとって身近国家資格ある行政書士・社会保険労務士・税理士業務内容違いわかりやすく比較し、適切依頼選び方解説ます。

 

 

起業、経営、相続、助成活用など、人生ビジネスあらゆる局面で「専門支援」求めます。その際、「相談いいか?」ことありませんか?


1. 業務領域全体

資格 業務分野 担当官庁 代表依頼内容
行政書士 行政手続き、許認可申請、契約書類作成 国・地方自治体 飲食店開業、建設許可、相続書類、外国ビザ
社会保険労務 労務管理、労働保険・社会保険手続き 労働局、年金機構 労働契約、就業規則、助成金、給与計算
税理士 税務代理・会計記帳・申告作成 税務署 確定申告、法人申告、節税相談、相続対策

2. 行政書士特徴強み

  • 許認可プロフェッショナル建設業、風俗営業、飲食、運送など許可申請

  • 文書作成エキスパート契約書、遺言書、内容証明など

  • 入管業務対応外国ビザ・永住・帰化申請など

  • 裁判わらない“予防法務”領域


3. 特徴強み

  • 労働社会保険手続き代理雇用保険・健康保険・厚生年金

  • 労務トラブル予防就業規則整備、労働時間管理、対応

  • 助成申請支援キャリアアップ助成金、雇用調整助成など

  • 企業の“人”に関する専門


4. 税理士特徴強み

  • 税務代理人として税務署対応可能

  • 会計帳簿記帳代行・報告・決算書作成

  • 税務申告・納税相談法人税・所得税・消費税・相続税)

  • 節税アドバイス資金繰り相談重要役割


5. 連携必要性実例

事業活動分野またぐため、同士連携重要です。

1:建設始めるケース

  • 行政書士:建設許可、経営事項審査書類

  • 士:従業雇用、社会保険加入、就業規則

  • 税理士:会社設立法人申告、会計処理

2:相続対策

  • 行政書士:遺言作成、相続調査

  • 税理士:相続試算・申告作成

  • 士:遺族年金手続き(必要て)


6. 相談分かれ目判断基準

相談内容 まず相談すべ
会社設立した 行政書士 or 税理士
建設運送始めたい 行政書士
従業雇用した
法人税務申告必要 税理士
労働トラブル就業規則えたい
相続手続たい 行政書士+税理士
外国いたい 行政書士(入管取次)

行政書士・士・税理士それぞれ専門分野持ちつつ、事業生活密接連携合う存在です。「どの相談するか」ときは、最初相談やすい連絡取り、必要もらう良い方法です。

 

 

 

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第11回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~業務内容~

ということで、行政書士主要業務分野別に紹介ながら、その社会意義可能性しく解説ます♪

 

行政書士」という資格っても、その具体業務内容正確理解いる意外と少ないではないしょうか。行政書士は、自治体書類作成提出専門する国家資格あり、日常生活企業活動支える“力持ち”として活躍ています。


1. 行政書士は?

行政書士は、行政書士基づく国家資格あり、主によう業務行います:

  • 公署提出する書類作成・提出代行

  • 権利義務・事実証明に関する書類作成

  • これらに関する相談業務

つまり、法律基づく「手続き代行者」として、企業・個人双方支援する法務サービス提供です。


2. 業務分野

許認可申請業務

企業個人事業活動行う必要各種許可・認可取得支援:

  • 建設許可、建業免許、運送許可、古物商、風俗営業許可など

  • 飲食店営業許可農地転用申請など、地域密着許認可多数

外国関連業務(入管業務)

  • 在留資格(ビザ)申請、永住許可、帰化申請

  • 外国雇用伴う企業支援、技能実習制度対応

遺言・相続・成年後見業務

  • 自筆・公正証書遺言作成支援

  • 相続調査、財産目録作成、遺産分割協議作成

  • 任意後見契約・守り契約支援

契約書・内容証明・示談作成

  • 金銭消費貸借契約書、売買契約書、業務委託契約など

  • 内容証明郵便によるトラブル予防証拠確保

補助金・助成申請サポート

  • 事業構築補助金、小規模事業持続補助金など

  • 申請書作成、事業計画作成アドバイス・代行


3. 行政書士業務特徴

  • 訴訟分野」強み裁判ではなく「予防法務」や「行政手続き」専門

  • 文書作成制度理解生命

  • 業務範囲広いが、許認可・入管・相続する事務所多い

  • 税理士・弁護士・司法書士連携による“ネットワーク”増加


4. どんな場面相談すべか?

  • 会社立ち上げたい許認可必要業種判断できない

  • ビザ申請不安ある、書類書き方からない

  • 高齢財産管理後見契約準備した

  • トラブル裁判ず、文書円満解決した

  • 補助金申請したが、書類計画書き方んでいる

このよう場合は、行政書士相談すること大きな安心手続き迅速ます。


行政書士は、企業活動・市民生活・外国支援において“手続きを通じて社会つながり支える存在”です。ないながらも、日々暮らし事業運営円滑するため重要役割果たしてます。

専門分野した行政書士見つけることで、より品質法務サポート受けることできます。

 

 

 

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